「気をつけよう」教の信者たちへ告ぐ!
今日のオンライン教室で、ある参加者さんからこんなお悩みが。
「ミスしたあと、『同じミスを繰り返さないように気をつけよう』と思うんですけど、結局また同じミスをするんです。むしろ、意識しすぎて余計に体が硬くなっちゃうというか…」
これね、本当によくある話。まるでデジャヴのように繰り返されるミス。そして、そのたびに唱えられる「気をつけよう」のお題目。
でもね、考えてみてください。「気をつける」って、具体的に何をどうすることなんでしょう?
空気に「気をつけます!」って念を送る?
シャトルに「次こそは頼むぞ!」と囁く?
対戦相手に「お手柔らかに…」と目で訴える?
…んなワケないですよね(笑)でも、具体的な行動が決まっていない「気をつける」は、これらと大差ないくらいフワッとしてるんです。
なぜ「気をつける」だけではダメなのか?脳みそパニック警報!
今日のオンライン教室の核心部分でもありましたが、提供いただいた至言、まさにこれです。
「次の具体的行動を決めず、単に『気をつけよう』では、何をしていいかわからなくなってしまい、対応が遅れますね。」
そうなんです!「気をつける」という曖昧な指示だけだと、私たちの脳みそは「え?で、具体的に何をすればいいの?」とパニックを起こし、結果として行動が遅れたり、的外れなことをしたりしちゃうんです。
例えるなら…
- 「美味しい料理を作ろう!」と意気込むだけで、レシピも材料も確認しないようなもの。
- 「東へ行こう!」と決めただけで、地図もコンパスも持たずに砂漠をさまようようなもの。
そりゃ遭難しますって。バドミントンのコート上でも同じ。具体的な指示がなければ、あなたの体は迷子になるだけです。
「気をつける」を卒業!具体的な行動計画こそが羅針盤
じゃあ、どうすればいいの?って話ですよね。答えはシンプル。
「次に何を『具体的に』行うか」を決めること!
例えば、ネット際に甘い球を浮かせてしまうミスが多いなら…
ダメな例:「次はネット際に浮かせないように気をつけよう!」
→ これじゃ、どう気をつけるのか不明。力むだけかも。
良い例:「ネット前の球に対しては、もっと低い体勢で入り、ラケット面をしっかり被せて、クロスネットを狙ってみよう。次の練習では、このパターンを10本連続で成功させることを目標にする!」
→ ほら、具体的でしょ?何をすべきか明確だから、体も動きやすいし、練習の質も上がるはず。
「気をつけよう」という言葉は、具体的な行動計画を立てた「後」に、その計画を忘れないためのリマインダーとして使うならOK! でも、計画なしにこれだけを唱えるのは、今日で終わりにしませんか?
辛口だけど愛のムチ!「意識高い系」で終わらせないために
たまにいますよね。「意識は高いんだけど、結果が伴わない…」という方。もしかしたら、その原因の一つが、この「気をつける」の呪縛かもしれません。
「頑張ります!」「気をつけます!」は、確かに聞こえはいい。でも、具体的な行動が伴わないと、それはただの「やってるフリ宣言」になりかねません。厳しいこと言いますけど、それじゃあ成長なんて夢のまた夢。
本気でミスを減らしたいなら、本気で上手くなりたいなら、具体的な行動に落とし込む「知恵」と「努力」を惜しまないでください。
まとめ:具体的な行動で、ミスの連鎖を断ち切れ!
今日のオンライン教室でお伝えしたかったのは、「気をつける」という精神論から脱却し、具体的な行動計画を立てる勇気を持とう!ということです。
ミスは誰にでもあります。大切なのは、そのミスから何を学び、次にどう活かすか。 フワッとした「気をつける」で思考停止するのではなく、
- ➡️何が問題だったのか?(具体的なミスの原因分析)
- ➡️どうすれば改善できるか?(具体的な行動計画)
- ➡️それをいつ、どのように練習するか?(練習への落とし込み)
ここまで考えて初めて、「よし、この計画通りにやってみよう!」と前向きな「気をつける」ができるはずです。
さあ、あなたも「気をつける」の呪文を捨てて、具体的な一歩を踏み出しましょう!その一歩が、あなたのバドミントンを劇的に変えるかもしれませんよ?
以上、今日のオンライン教室レポートでした!広報担当のシャトル愛でした!またね!